クソマジメに生きてたら髪が薄くなってきた

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ミレニアル世代薄毛マンの経験

【アニメガタリズ】7話 感想 面白い!勝ったな!ガハハ!

 

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「えぇ~!?またも廃部ですかー!?」

 

再び訪れる廃部の危機!!

 

 

 

 

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あれこれ企画段階の夢物語を話している時が一番楽しいのはアニメ制作においても例外ではない。生徒会から学園祭でアニ研らしい発表をしないと廃部にする、と理不尽な勧告をされたアニ研部員たち。皆でアイデアを出し合ったがまとまらず、みのあの発案でアニメを作ることにするが、アニメ制作はそんなに楽じゃない―。

脚本:山下憲一 絵コンテ:星野 真
演出:相浦和也 作画監督:梶浦紳一郎

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アニメ研究部の学園祭発表内容、舐めまくってるわね!

「アニメの上映会ですか」
『まぁでも会長と部長の青山先輩は仲良いし、私らが反対しても無駄か』

 

『お疲れ様でーす!』『うわっ!製作委員会!』
「生徒会よ!」

 

「部長が学園祭の届けを出したのですが」
はいどうぞ『アニメソフトの上映会?認められないわ』
「と生徒会長が」

「そもそも文化部は活動報告を兼ねて、学園祭で必ず発表する決まりよ。これぞアニメ研究部っていう発表じゃない限り、絶対に参加は認められないわ!」

『だ・か・ら!アニメ研究部の活動報告を兼ねた発表が、何でアニメの上映会じゃ認められないのよ!椿と話をさせて!』

「会長は会いません」
「発表ができない場合、廃部です」

『えぇーーー!?またも廃部ですかー!?』

 

そうだ!みんなでアニメを作るのはどうでしょうか!?

『未乃愛っち、アニメを作るのがどれだけ大変なのか知ってるの?』
『え?大変なんですか?』

『脚本に絵コンテ、作画にアフレコ、たくさんのスタッフが必要なんですよ』

『制作資金は、我がスイス銀行口座を開放しても、とても足りぬぞ』
『脳内口座乙です』

『でも私…アニ研のみんなで1つの事をやり遂げてみたいんです!これがアニメ研究部の成果だって発表したいんです!』

 

『僕は賛成だよ?自主制作アニメなんて、すごくワクワクするじゃないか』

 

『それでどうやって作るんですの?』
『他の部に協力してもらったり、方法はいくらでもあるわ。学園祭まであと3ヶ月。私たちの力で、アニメを作るわよ!』

「はい!」

 

『まずは企画からよ。みんな用意してきたわね?』

『僕は、正統派のアイドルアニメを提案するよ。文化祭のライブシーンでは、ライバルとの熱いバトルもあって、最高の楽曲とダンスで対決を!』

『熱さというなら、我が企画はさらに熱いぞ!主人公はこの俺、混沌の狂王カイ!我が眷属による史上最強の攻撃呪文アメジストエクストラサーキュレーションを!!』

『私は魔法少女ものよ!やっぱり女の子の憧れは変身と魔法じゃない?プリフェアだって、今年はついに魔法だし』

『あの私は、子どもの頃に見たアニメのイメージで、両親と生き別れた主人公が、魔法を使ったり、変身したり、ロボットに乗ったりして、苦難の果てに、やっとお母さんと再会して、最終回で天に召されて、見てるこっちが号泣するような感じとかは!』

 

『まったく…どれもこれも、学生に実現できる企画とは思えませんわね』

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時は銀河世紀

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超戦士、アリスボーグα!

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君は、お金に涙を見る・・・

 

『有栖っちのが一番実現できそうにないわよ』
『すごいね!これ誰が作ったの?』

 

『セバスが脚本・絵コンテ・作画・背景・撮影・編集までを全て一晩で作りましたわ』

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『どれもこれも高校生が自主制作するにはハードルが高すぎる企画かもね』

『おや、お忘れですか?アニメ研究部イチの読書家、知性溢れるこの・・・コーウェン・ジィ・ミィコォの存在を!』

 

 

『私の企画は、異世界召喚ものです!ただし尺は3分!』


『なるほど、ショートアニメか』
『そうかその手があったわ!』

『ショートアニメ?』

『アニメ制作の予算も時間も限られている中で最近は3分や5分のアニメもたくさん作られているの。それがショートアニメよ』

『どれも限られた時間のできる限りのアイディアやネタを詰め込んでキッチリやり切ってる感が凄いのよねぇ』

『短さを武器にスマホでネット配信を気軽に見られるのも魅力です』

『完走するのも楽だからね』

『決まりね。美子っちシナリオに取り掛かってくれる?』
『分かりました。ショートアニメのシナリオくらい余裕です』

 

『ではシナリオ会議を始めます』
『よろしくお願いします』

『買い物してたらスーパーの扉が開いて異世界へ…って面白いのかしら?』
『異世界もので最初に困るのは食糧です』
『えーそんなのどうでもよくない?』

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『やっぱり泣けるシーン欲しいよね!』

 

『変身シーンもいるよね!』

 

『このシーンだが俺の考えたもっとド派手な能力設定があってだな…実は代案の台詞も書いてきた!』

 

『中盤の盛り上がりに欠けるよね。ライブシーンを入れよう』

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『CMはどこなのかな?』

『ショートアニメなのに?』
『ウケ狙いでいいんじゃないの?話の途中でいきなり、バツンってさ』

⇒⇒⇒Bパートへ

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『す…好き放題言いやがってぇ!イチから書くのがどれだけ大変か、分かってんのかボケェっ!

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『あぁもう!勝手にやってくださぁぁい!』

 

『脚本家降板…』
『アニメ制作あるあるだね』

 

『止めないでくださぁぁい!もう寝させてぇぇぇ!』

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『これって昔見たアニメに似てる!子供の頃に見たよく分からないアニメもごちゃまぜだけどすごく面白いんです!』
『あぁ、前に言ってた』


『みんなをそれぞれのキャラクターにして自分で声を入れれば楽しそうですよ!これやりましょうよ!』

『なるほどね。美子っち、シナリオいける!?』
『無理でーす…』

 

頼むよ、ちゃんみこ~~。ちゃんみこ以外に書ける人なんていないし~

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『いつもすごい読書量だし、筆も速いし?どんな直しにだって対応してくれたじゃーん』
『…うん』

 

『じゃあ、私はプロデューサーってことで。他の役割分担決めよっか』

 

『キャラクターデザインなら私が!』

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『デジタル系全般の作業なら、任せてくれ』

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『音響は僕がやるよ』

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『制作進行は…五門先生に任せるか』

『えーっと私は…?』
『未乃愛っちにしかできないことがあるでしょ?』
『あ、そうですよね…ゴミ捨てとか…』

『監督よ!』

『か、監督!?』

 

 

 

『後は頼みました…』

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『お疲れー』

 『後は頼みました…』

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『お疲れー』

 

 

 

 

「みんな揃ったかな?」

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『はーい!』
「アフレコは、キャラクターに命が吹き込まれる瞬間だ。みんな、頼んだよ」

 

『じゃあ最初は、映像を通しで見て、タイミングを掴んでもらおうか』

「白黒?」

『そうだね。アニメのアフレコで収録時に必ずしも絵が仕上がってるとは限らないよ。今日みたいにラフ原画があればまだいい方で、スケジュールが間に合わない時には絵コンテを撮影した映像に合わせて収録することだってあるのさ。そんな中でも、プロの声優さんたちは感情や表情を読み取って、素敵な演技をしてくれるそうだよ。すごいよね』

『それじゃ本番スタートだよ』

 

 

「我が名はユイリン!ワクワクと爆発が大好きな魔法使い!」

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小幡 唯 | TVアニメ「アニメガタリズ」公式サイト

|アニメ『この素晴らしい世界に祝福を!2』公式サイト

 

「オッケー!上手いね!」
「ありがとうございます!」

 

 

 

『今日も地球の平和は守られたね』

「オーケーだよ、未乃愛ちゃん」
『ほっ…終わったー』

 

『ん?』

『こ、これって…!?』

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『アフレコ後の、サプライズあるあるさ。みんなよく頑張ったね。あとは台詞に合わせて絵を作って音を入れて。完成に近づいてきたよ』

『そっかぁ。そうですよね。まだ作業は残ってるけど、みんなのおかげであと少しでアニメもできそうです!』

『アフレコが終わって勢いがついた感じね』

『勝ったわね、ガハハ』

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上井草 有栖 | TVアニメ「アニメガタリズ」公式サイト

烏丸千歳|TBSテレビ:ガーリッシュ ナンバー


『頑張ろ―!おー!』
『ふふふ』

 

「あと1カット…1カットでいいですから…」

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「会長大変でーす!」
アニ研が制作中のアニメが完成間近と」

『そう…。各部に、アニメ研究部への協力を打ち切るよう伝えて。従わない場合は、問答無用で廃部です』

「え…」
「な、何もそこまで!」

『これは、生徒会長である私の命令よ』

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『今すぐ指示を伝えてきなさい』
「は、はい!」
『あぁ、それからもう1つ…』

 

 

『うん、いい感じかも』
『学園祭まであと3日…完成しそうだな!』

『大変ですわ!五門先生が!』
『五門先生が?』

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『制作進行の逃亡だと!?』

 

 

吹奏楽部がエンディング曲の制作を断って来たわ』
『放送部が、別録りに放送室は貸し出せないと』

『いきなりどうして…』

 

『アニメ研究部に朗報よ。あなたたちに特別な場所を用意したわ。運動場の特設ステージ。ここを満員にできない限り、発表を成功したとは認めません』

『椿どうしてなの?』

『最高のステージが見られることを楽しみにしてるわね』

『そんなの、アニメ上映会だけで埋まるわけないですわ』

『万策尽きた…かも』

次回予告


「俺にも台詞が欲しかったよなぁ…にゃあって鳴くだけなんてよ。いやもちろん、気合は込めました。次回!アニメ研究部に激震走る!マジで番組落とす5秒前!当日納品だけは勘弁だにゃ!」

 

 

 

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